ワークフロー
ComfyUIで作る高品質アップスケールパイプライン - Hires.fixを超える方法
はじめに
Stable Diffusion WebUIのHires.fixは手軽にアップスケールできますが、ComfyUIのノードベースワークフローを使えば、より柔軟で高品質なアップスケールパイプラインを構築できます。
基本的なアップスケールパイプライン
ステップ1: ベース画像の生成
まずは低解像度(512x768 or 768x1024)でベース画像を生成します。
- Sampler: DPM++ 2M Karras
- Steps: 20-25
- CFG: 5-7
ステップ2: アップスケーラーで拡大
生成した画像をアップスケーラーで2倍に拡大します。
おすすめのアップスケーラー:
| モデル | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| RealESRGAN x4plus_anime | アニメイラストに最適化 | アニメ・イラスト |
| SwinIR | ディテールの保持が良い | 汎用 |
| 4x-UltraSharp | シャープな仕上がり | 写真風・リアル系 |
ステップ3: img2imgで再描画
アップスケールした画像をimg2imgに通して、高解像度でのディテールを追加します。
- Denoise: 0.3-0.5(低いほど元画像を保持)
- Steps: 15-20
- 同じプロンプトを使用
ステップ4: ControlNetで構図を固定(オプション)
Tile ControlNetを使うと、アップスケール時の構図崩れを防げます。
WebUI Hires.fixとの比較
| 項目 | Hires.fix | ComfyUIパイプライン |
|---|---|---|
| 手軽さ | 簡単 | やや複雑 |
| アップスケーラー選択 | 限定的 | 自由 |
| ディテール品質 | 良い | 非常に良い |
| 処理時間 | 短い | やや長い |
| カスタマイズ性 | 低い | 非常に高い |
Tips
- Denoise値は控えめに: 0.3から始めて、足りなければ上げる
- Tileを活用: 大きな画像は分割して処理するとVRAMを節約できる
- ControlNet Tile: 構図を維持したまま高品質化する最強の組み合わせ
ワークフローファイル
完全なComfyUIワークフローの.jsonファイルは、FANBOX/Fantiaの有料プランで配布しています。